2009年4月1日水曜日

後悔することの重要性

テレビで面白いことをいっていたので、今日は2つ投稿。

脳の動きを分析すると、後悔することにより、自分を育てることができるということがわかってきたらしい。ここでいう後悔することというのは、自分の過去の誤った行動と自分のあるべき姿を比較してくよくよ考えること、そうすることで今後同じような失敗をしないようにしようと思うのと同時に、自分が行った行動の背景にある世界観にもインパクトを与えることができるのだそうだ。ここで重要なのが、比較するということ。自分のあるべき姿というのを具体的にイメージし、それと比較することで今後注意するポイントがわかるのでしょう。ただ単に、反省するのではなく、後悔することが重要だっていうのは、その比較がはいっているかどうかという点。

そう考えると、手帳を使ったフィードバックを行うことは、自分の中であるべき姿をイメージして比較することに他ならない。最近手帳を書かなくなってしまったことや、Qに一度見直ししていたようなことをやめてしまっているので、自分の成長を阻害してしまったなぁとここでまた後悔しています。毎日毎日、時間をつかってフィードバックすることでより自分を成長させていきたいですね。

視点の共有

今抱えている事業の課題は一見複雑そうに見えて、実は根本的な問題は1つか2つにしぼられるのではないかと考えるときがあります。大概のビジネス書とかを読んでいると、物事の問題はひどくシンプルな問題によって整理されているからです。そうすると、なぜ複雑そうに見えているか、それは、主観的な思い込みや根拠のない事実に基づいているものがそのなかにあるからかなと。客観的な事実やデータに基づいて現状の問題点を整理していくことで、今の事業の課題が整理され、また解決の糸口が見えてくるのではないかと思うのです。

今読み返している本で、事業を革新させていく過程でこんなステップがありました。

自己革新は視点の共有から生まれてくる。
視点を共有するために、様々な事実を数字で表す。
作為から説明するのではなく、数字に表れる事実を説明する。
数値をみながら「なぜ」「なぜ」「なぜ」を繰り返す。
事業の実態を数値で表現する。

何を大事にして、何を整理しなければならないのか、それは数字に表れる事実をきちんと受け止めて、その事実をもって、新しい事業プランを練っていくことであると思います。