チームのリーダーとして重要なことは、チームの方針を明確に示し、ぶれずに何度もメンバーに語っていくことだと思いました。チームの方針が決まっていなかったり、昨日いったことと今日いったことがちがっていることでチームは混乱し、通常のルーティンワークができなくなっていくことが身をもって感じました。
昔上司だった本を今日読み返して、上司が感じた失敗例の中に同様の内容があり、ひどく共感しました。「誰が」、「何のために」がぬけて「どのように」ばかりが先行している事業は失敗する、その格言がそのまま今のチームにあてはまることがわかり、ひどく残念です。オペレーションの改善ばかりが先行し、誰が、何のために、という目的の会話が消えている。数値と事業の明確な目的が結びついていない事業となっています。そのためにメンバーは日々混乱し、疲弊している。
メンバーのせいではなく、明確にこれはリーダーのせいです。リーダーの明確な方針の打ち出し、それを決め、実行することが大切なことです。でも決めるというのはリスクを同時におうこと。わからないことに、明確にこれだと思い、決断する。その決めて断つ意識、それが持てないと、リーダーとしてなるべきではないのだということを改めて感じました。
2009年3月28日土曜日
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