300人の規模のうちほとんどがR&D(92人)とProduction(130人程度)の部門に配属されていて、会社の強みとしてはR&Dだと社長が言っていました。
今回は見学ということで製品の品質管理と製品開発、製品ラインを見せていただけました。毎年1500製品の新しい商品を開発し、それを60ある製品ラインに乗せて製造しています。
見学の過程では、GembaとかKaizenとかオペレーションの改善に向けたトヨタ式の取り組みが壁にはってありました。製造過程には、余剰在庫がおいてあったり、製造プロセスをもう少し早くできるような改善が素人目からもわかりましたが、こうしたKaizenの取り組みによって、オペレーションが徐々に改善されていく様子が伺えました。
一番驚いたのは、グローバルへの意識の高さです。社長のQ&Aセッションの中でも、韓国のマーケットは規模が小さいため、今後はグローバルに製品の開発と製造を行って行くといってました。現在上海に進出しているほか、インドネシアやアメリカにも検討しているようです。
グローバルな展開をしていくスピードが、会社の規模から考えると日本よりもぜんぜん早いのですが、300人くらいの規模の会社なのにマネージャーレベルは普通にあいさつ程度、もしくは人によってはプレゼンテーションができるレベルで英語が話せるのでコミュニケーションには問題ないんだと思います。
あとは、会社の強みであるR&Dをいかに強化しながら、同じ企業文化をグローバルに展開させていくことが今後の課題なのかと感じました。普段はあまり製造会社を見学するような機会がないうえに、日本ではなく韓国の中小企業を見学できたことは貴重な体験ができたと思っています。
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