2010年1月17日日曜日

お金について知っているか、知らないでいるか

今日は友人の金融に関するセミナーがありました。セミナーの内容はある程度理解していることであり、自分も同じように考えていたので、ここでいったん整理したいと思っています。

まず、お金を稼ぐというのに一番重要なのは、お金について知っているか、知らないでいるかということです。知識がなければ、すぐにだまされてしまいます。お金、金融、投資、経済、こういうファイナンシャルリテラシーを常に身に付けていくことがベースであって、それがなければ、いくら宝くじであたっても、お金持ちのままでいることはできません。

たとえば、
単利と複利の違い
72の法則
金利と債券の関係
日本ってデフォルトになったことはあるのか?
とかについて、わかるか、わからないか、ってことです。

あくまでこれを知識として身につけるだけではなく、それをつかって、今度はつまり、どういうこと?ってことを連想させていくことが重要だと思います。

そんな中で日本は、どんどん取り残されている感があります。
例えば、国の借金

日本の歳出の約50%は社会保障給付費です。レガシーコストとよばれるものですが、年金の支払いとかそういうものの負担がどんどん重くなっていく。2050年には今のままだと、1.2人の高齢者を1人がささえなければなりません。しかも、GMやJALが破綻することになった要因の1つはこのレガシーコストによる代償だったりします。年金の利率や期間の補償が結局今の労働者を苦しめることになり、利益をあげられないと、支払いできなくなって、赤字になってしまう。以前のワールドビジネスサテライトでも、レガシーコストによる国の破綻の危険性について特集がありました。

また、為替。短期的にはどうなるかわかりませんが、為替は国の力を表すものなので、国の力が弱くなれば、為替は円安に向かいます。

国の力を何と定義するか、いろいろあるでしょうが、やっぱり人口と資源なのではないかと思っています。人口は減少し、資源もすくない日本では国の力が衰えていきますよね。そうするとやっぱり円安?って想像しています。

いずれにせよ、こういうファイナンシャルリテラシーを身につけて、自分で自分の資産を守っていかなければならないということを強く肝に命じました。

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