2010年7月14日水曜日

25歳の起業家とその周りの人たち

英語、英語といっている時代から英語、中国語といわれる時代となったのかなと感じます。私が知り合った起業家は英語を覚えるために1年間留学し、さらにこれからは中国の時代だということで中国に留学し、そこで語学を覚えるとともに、最終的には中国でビジネスをはじめることになったそうです。

中国語をいちはやく覚えてた世代が、中国でどうにかビジネスをしていく姿をみて、エネルギーをもらった気がします。googleを訪れて、中国でビジネスするって難しいなと感じていたため、こうした起業家をみて、我々にもできるのではないかと思ってしまいます。

フィリピンからきているクラスメートの友人も中国語を覚えるために留学し、今は北京で起業しようと、アイデアを練っているそうです。

中国のカフェで勉強していると、外国人の多さが目に留まります。ヨーロッパ系、アメリカ人らしき白人が流暢に中国語をはなしている姿をみていると、英語で四苦八苦している私との国際的な競争力の差を感じざるを得ません。彼らはすでに英語は母国語として話していながら、さらに中国語ができる。ビジネスは語学だけではありませんが、しかしやっぱりコミュニケーションのベースに言葉ができないと、仕事になりません。彼らはすでに英語・中国語をマスターしている分、やっぱりグローバルで仕事をしやすい価値を持っています。こうした人達を見ていると、自分の中で危機感を感じます。

海外から北京に渡ってきた小さな起業家達と、また、大企業・政府からきた留学生の中国ビジネスに対する考え方は、違った視点が得られて、大変有意義なものでした。

人と同じことをしていると、結局自分の中で独自な視点が生まれてきません。いちはやくトレンドをおさえて、そのトレンドにearly adaptorとして参入していくことで、自分としてのバリューを上げられるということを感じました。

0 件のコメント:

コメントを投稿